断熱リフォーム マド断熱 北九州市
2025/12/14

【北九州市小倉北区城野】1階マンションに内窓3ヶ所|補助金15.1万円で寒さ・防犯対策


inner window

今回ご紹介するのは、北九州市小倉北区城野にある築32年の中古マンションで行った内窓リフォームです。

お客様は、2020年8月にこちらのマンションを購入された、50代のご夫婦とお母様の3人家族です。

住戸は9階建てマンションの1階にあります。


長年悩まれていたのは、冬になると窓付近から流れてくる「すきま風のような冷気」でした。

窓を閉め、鍵もかけている。それでも窓際に近づくと、どこからか冷たい風が流れてくるように感じます。

さらに1階住戸ということもあり、窓の防犯面も強化したいというご希望がありました。


そこで、南向き2ヶ所と西向き1ヶ所の合計3ヶ所に、LIXIL「インプラス」を設置しました。

既存窓との間に空気層をつくって冬の寒さを抑えるとともに、窓を二重にして鍵を増やし、防犯面の安心感も高める計画です。


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今回の内窓リフォーム概要

施工地域:
北九州市小倉北区城野
建物:
築32年の中古マンション(9階建ての1階)
間取り:
3DK
ご家族:
50代ご夫婦・お母様
入居時期:
2020年8月
施工日:
2026年1月15日
施工体制:
1人・約3時間(工期1日)
施工窓数:
3ヶ所
製品:
LIXIL「インプラス」
窓種:
引違い窓
フレーム色:
ニュートラルウッドG
ガラス:
Low-E複層ガラス
性能区分:
Sグレード
主な目的:
冬の寒さ対策・防犯面の強化
補助制度:
先進的窓リノベ2026事業

工事総額42万円、補助金15万1,000円


今回の内窓工事にかかった費用は42万円です。

先進的窓リノベ2026事業の補助金15万1,000円を差し引き、実質負担額は26万9,000円となりました。


項目 金額
内窓工事総額 420,000円
先進的窓リノベ2026
補助金
▲151,000円
実質負担額 269,000円

補助金の内訳は次のとおりです。



サイズ
区分
窓数 1ヶ所当たり
の補助額
補助額
2ヶ所 57,000円 114,000円
1ヶ所 37,000円 37,000円
合計 3ヶ所 151,000円

今回の建物は9階建てのため、住戸が1階であっても中高層集合住宅の補助額が適用されます。


Sグレードの内窓では、大サイズが1ヶ所当たり57,000円、中サイズが1ヶ所当たり37,000円です。


補助金の住宅区分は、その住戸が何階にあるかではなく、原則として建物全体の階数などによって判断されます。

マドナビ工房では、建物区分、窓のサイズ、対象製品を確認し、見込まれる補助金額を工事前にご案内しています。


また、先進的窓リノベ2026事業の申請は、お客様ご自身ではなく、登録事業者であるマドナビ工房が対応します。

▷【2026年8月最新】北九州市の窓リフォーム補助金 


「窓を閉めているのに、どこからか風が入ってくる」


今回、お客様が特に困っていたのは、冬の窓際で感じる冷気でした。

窓はきちんと閉めているはずなのに、カーテン付近や床の近くに立つと、冷たい風が流れてくるように感じます。


お客様は、 「築年数が経っているから、サッシのどこかにすき間ができているのではないか」 と考えていました。

もちろん、築年数が経過したサッシでは、戸車の高さ、建付け、気密部品の劣化などにより、実際にすき間が生じている場合もあります。

そのため、現地調査では最初から原因を決めつけず、次の点を確認します。


・窓が最後まで閉まっているか

・クレセントが正しくかかっているか

・障子に傾きやがたつきがないか

・気密部品が劣化していないか

・外気が入り込んでいる場所があるか

・ガラスやアルミサッシの表面が冷えていないか


今回の窓を確認すると、実際のすき間だけでなく、冷たい窓面によって冷やされた室内の空気が足元へ流れ落ちる「コールドドラフト」が、寒さを強く感じさせている可能性が高いと判断しました。

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すきま風のように感じる「コールドドラフト」とは


コールドドラフトとは、室内の暖かい空気が冷たい窓に触れて冷やされ、重くなった空気が窓面から床へ流れ落ちる現象です。

冬の夜、暖房が効いている部屋でも、窓際に立つと足元へ冷たい空気が流れてくることがあります。

実際に外から風が吹き込んでいなくても、室内で冷やされた空気が動くことで、すきま風のように感じるのです。


特に、アルミサッシや断熱性能の低いガラスは、外気温の影響を受けて室内側の表面温度が下がりやすくなります。

その結果、次のような状態が起こります。


・エアコンをつけても足元が寒い

・窓の近くに立つと冷気を感じる

・カーテンの下から風が来るように感じる

・部屋の上部は暖かいのに床付近は寒い

・暖房の設定温度を上げても快適にならない


この場合、エアコンを強くするだけでは、根本的な改善につながりません。

窓の断熱性能を高め、室内側の窓面が冷えにくい状態をつくる必要があります。


施工途中で分かった「本当や、すき間のせいじゃなかった」


コールドドラフトの仕組みをご説明すると、お客様は、 「そんな現象があるんですね。てっきり窓のすき間から風が入っていると思っていました」 と驚かれていました。

ただし、言葉や図で説明されても、本当に内窓で変わるのか不安が残るのは当然です。


そこで施工途中、内窓を設置した窓と、まだ施工していない窓の近くで、冷気の違いを体感していただきました。

内窓を設置した窓の前に立っていただき、改めてお尋ねしました。


「先ほど感じていた、すきま風のような冷気はいかがですか」

すると、お客様は窓際に立ち、足元の空気を確かめながら、 「あ、本当や。すき間のせいじゃなかったんですね」 と驚かれました。


内窓を設置すると、既存窓との間に空気層が生まれます。

その空気層によって、室内側が外気温の影響を受けにくくなり、窓面から流れ落ちる冷気を軽減できます。

工事途中で施工済みの窓と未施工の窓を比べられたことで、目に見えにくい断熱性能の違いを、実際の体感として確認していただけました。


南面2ヶ所・西面1ヶ所にインプラスを設置


今回施工したのは、南向き2ヶ所と西向き1ヶ所の合計3ヶ所です。

方角 サイズ
区分
ガラス仕様
Low-E複層ガラス・断熱タイプ
Low-E複層ガラス・断熱タイプ
西 Low-E複層ガラス・断熱タイプ

インプラスは、既存窓を撤去せず、室内側にもう一つ窓を設置する商品です。

既存窓と内窓の間にできる空気層が、屋外の寒さを室内側へ伝えにくくします。

さらに、インプラスのフレームには、熱を伝えにくい樹脂が使われています。


今回採用したLow-E複層ガラスには、ガラス面に特殊な金属膜が設けられており、室内の暖房熱が窓から逃げるのを抑えます。

フレーム色は、木目調のニュートラルウッドGです。


内窓を設置するとフレームが室内側から見えるため、断熱性能だけでなく、床、建具、家具との色の相性も重要です。

ニュートラルウッドGは、明るすぎず濃すぎない木目色で、既存の内装にも自然になじみました。

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1階マンションだから、防犯面も重視


今回、内窓を設置したもう一つの目的が防犯面の強化です。

1階住戸は、上層階に比べて屋外から窓やバルコニーへ近づきやすい場合があります。

道路や敷地内の通路、植栽、隣接する駐車場など、マンションによって窓周辺の環境は異なります。


「1階だから必ず危険」ということではありませんが、外部から窓へ近づける環境であれば、窓の防犯対策を考える必要があります。

内窓を設置すると、既存窓と内窓の両方に鍵がかかり、窓が二重になります。


外から侵入しようとした場合、既存窓だけでなく、室内側の内窓も開けなければなりません。

LIXILも、インプラスを設置することで2ロックとなり、侵入までに時間がかかるため、侵入を諦めさせる心理的な効果が期待できると説明しています。


今回期待できるのは、次のような効果です。


・既存窓と内窓の2ヶ所に鍵がかかる

・窓を開けるまでの手間を増やす

・外から見て二重窓であることが分かる

・就寝時や外出時の安心感を高める


ただし、今回採用したLow-E複層ガラスは、防犯合わせガラスではありません。

そのため、「内窓を付ければ侵入されない」「防犯性能が保証される」とは説明できません。


さらに高い防犯性能を求める場合は、防犯合わせガラス、補助錠、防犯フィルム、センサーライト、防犯カメラなどを組み合わせて検討する必要があります。

▷LIXIL「インプラス」の断熱・防犯効果


防犯では「侵入に時間をかけさせる」ことが重要


警察庁、国土交通省、経済産業省などが参加する官民合同会議では、侵入までに5分以上の時間を要するなど、一定の防犯性能が確認された建物部品を「防犯性能の高い建物部品」として公表しています。


侵入に手間や時間がかかる窓は、侵入者にとって避けたい対象になります。

内窓による二重化は、窓を開けるために必要な操作を増やすことで、防犯面の安心感を高める方法の一つです。


ただし、一般的なインプラスとLow-E複層ガラスが、そのままCPマーク付きの防犯建物部品になるわけではありません。

断熱対策と防犯対策は共通する部分もありますが、求める防犯性能によって必要なガラスや鍵は異なります。


マドナビ工房では、「二重窓だから絶対安全」と過度な説明はせず、採用するガラスと鍵で、どこまでの効果を期待できるのかをお伝えします。


1階は冬に床付近の寒さを感じやすいことも


マンションの1階は、住戸の下に外気に接する空間や駐車場がある場合、床が冷えやすくなることがあります。

今回の建物の床下条件について断定はできませんが、1階住戸で感じる足元の寒さには、窓だけでなく床や建物構造が関係している場合もあります。


そのため、足元が寒いからといって、すべての原因を窓だけに求めるのは適切ではありません。

一方で、窓際から冷たい空気が床へ流れ落ちている場合は、内窓によって窓面の冷えを抑えることで、足元の体感を改善できる可能性があります。

現地調査では、窓から離れた場所も寒いのか、窓の近くだけ冷気を感じるのかを確認することが重要です。


西向きの窓は夏の暑さにも注意


今回の主な目的は冬の寒さ対策でしたが、お客様は夏の暑さも気にされていました。

施工した3ヶ所のうち、1ヶ所は西向きです。


西向きの窓は、午後から夕方にかけて低い角度の日差しが入りやすく、夏は窓付近の温度が上がることがあります。

Low-E複層ガラスと既存窓・内窓間の空気層は、冬の暖房熱が逃げるのを抑えるだけでなく、屋外から室内へ伝わる熱も抑えます。


ただし、今回確認できているのは冬の施工時に感じられた変化です。 施工後の夏の室温や電気代については、比較できるデータがないため、「夏の電気代が下がった」「冷房が効くようになった」とは断定しません。

今後、実際に夏を過ごされた後の感想も確認したいと考えています。

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北九州市小倉北区城野の住環境に合わせて考える


城野は、JRや北九州モノレール、幹線道路などへのアクセスがよく、マンションも多い地域です。

交通の利便性が高い一方、建物の位置によっては、道路からの音や風、周辺建物からの反射熱などの影響を受けます。


同じ小倉北区のマンションでも、階数、窓の方角、バルコニーの奥行き、周辺建物の高さによって、窓際の寒さや暑さは変わります。

特に1階住戸では、次の点も確認が必要です。


・道路や共用通路から窓が見えるか

・バルコニーへ近づきやすい構造か

・植栽などで外からの死角ができていないか

・窓の外に目隠しや面格子があるか

・就寝する部屋が1階の窓に面しているか

・床下の状況が足元の寒さに影響していないか


マドナビ工房では、窓の幅と高さだけを測って商品を選ぶのではなく、寒さ、防犯、使い勝手、周辺環境まで確認します。


マンションの工事申請も事前に確認


分譲マンションでは、窓やサッシが共用部分として扱われるのが一般的です。

内窓は専有部分となる室内側に設置しますが、マンションによっては管理組合や管理会社への工事申請が必要です。

工事申請では、次のような書類を求められることがあります。


・工事申請書

・製品資料

・工事内容の説明書

・工程表

・施工会社の情報

・共用部分の養生計画

・近隣住戸への工事案内


必要書類や申請期限はマンションごとに異なります。

マドナビ工房では、お客様にマンション所定の申請書をご用意いただき、製品資料や工事内容など、施工会社側で準備する書類を確認のうえ対応します。


3ヶ所の内窓を約3時間で施工


施工日は2026年1月15日です。 施工士1人で、南面2ヶ所、西面1ヶ所の合計3ヶ所にインプラスを取り付けました。

作業時間は約3時間です。


内窓工事は、既存窓を撤去せず、室内側へ新しい窓枠と障子を設置します。

壁を大きく壊す必要がないため、多くの場合は1日で工事が完了します。


ただし、短時間で終わるからといって、誰が施工しても同じ仕上がりになるわけではありません。

内窓の性能を十分に発揮させるには、次の点が重要です。


・ミリ単位で正確に採寸する

・既存窓枠の水平・垂直を確認する

・内窓の建付けを調整する

・クレセントが正しくかかるか確認する

・既存窓やカーテンと干渉しない位置に設置する

・開閉時にがたつきや異音がないか確認する


取付精度が低いと、内窓にすき間が生じ、断熱性や気密性、使い勝手に影響します。

工事時間だけでなく、現地調査、採寸、製品選定、施工後の調整まで含めて依頼先を選ぶことが重要です。


「目に見えない断熱」を工事途中で体感


キッチンや浴室のリフォームであれば、設備や内装が新しくなったことを見た目で確認できます。

一方、窓の断熱工事は、完成後に部屋の印象が大きく変わる工事ではありません。

そのため工事前には、 「本当に寒さが変わるのか」 「内窓に42万円をかける価値があるのか」 と不安に思われるのも当然です。


今回、お客様には施工途中で窓際に立っていただき、内窓を設置した窓と、まだ施工していない窓の冷気を比べていただきました。

そこで初めて、すきま風だと思っていた寒さが、冷たい窓面から生まれていた可能性に気づかれました。


断熱性能は目で見ることが難しくても、窓際の冷気、足元の寒さ、暖房の効き方として体感できます。

マドナビ工房では、寒さの仕組みをできるだけ分かりやすく説明し、工事前後の違いをお客様ご自身に確認していただくことを大切にしています。

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すきま風を感じたら、まず原因の確認を


窓付近で冷たい風を感じても、すべてがコールドドラフトとは限りません。

次のような原因も考えられます。


・サッシの建付け不良

・戸車の高さのずれ

・気密部品の劣化

・クレセントの調整不足

・換気口から入る外気

・レンジフード使用時の負圧

・冷たい窓面から発生するコールドドラフト


実際のすき間が原因なら、部品交換や建付け調整で改善できる場合があります。

窓面の冷えが主な原因なら、内窓やガラス交換など、窓の断熱性能を高める工事が有効です。

原因を確認しないまま工事を勧めるのではなく、現地で窓の状態と空気の動きを確認することが大切です。


▷内窓と外窓交換はどちらがよい?7つの判断基準 


北九州市で寒さと防犯対策を同時に考えたい方へ


今回の工事内容をまとめると、次のとおりです。


・築32年

・9階建てマンションの1階

・南面2ヶ所・西面1ヶ所にインプラスを設置

・工事総額42万円

・補助金15万1,000円

・実質負担額26万9,000円

・工期1日

・約3時間

・すきま風のように感じていた窓際の冷気を軽減

・既存窓と内窓による2ロックで防犯面の安心感を向上


Low-E複層ガラスで夏の暑さにも備える


北九州市で、


「窓を閉めているのに、どこからか冷気を感じる」

「エアコンをつけても足元が寒い」

「本当のすきま風なのか、窓自体が冷たいのか分からない」

「1階マンションなので窓の防犯面も強化したい」


という方は、マドナビ工房へお気軽にご相談ください。

窓の状態、方角、部屋の使い方、周辺環境を確認し、部品調整で対応できるのか、内窓が必要なのかを判断します。

補助金を使うために工事を増やすのではなく、お客様の悩みを改善するために必要な窓を選んでご提案します。


「うちの窓も効果があるかも?」 と思ったら 補助金も含めてご相談ください。

「やってよかった」と心から思える窓断熱リフォームを 実現することが、 私たちマドナビ工房の役目だと考えています。


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