【高齢者の健康を守る】北九州市の内窓リフォーム|夏の室内熱中症対策と2026年補助金
北九州市で内窓リフォームや断熱窓工事を行っている、窓の断熱工事専門店「マドナビ工房」です。
2026年7月も、北九州市では厳しい暑さが続いています。
離れて暮らす高齢の親御様や、同居するご家族について、
「暑い部屋で我慢していないだろうか」
「電気代を気にして、エアコンを止めていないだろうか」
「夜もきちんと眠れているだろうか」
と心配されている方も多いのではないでしょうか。
北九州市も、高齢者は熱中症になりやすいため、周囲の人から積極的に声をかけるよう呼びかけています。
室内でも油断せず、エアコンや扇風機を活用し、喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給することが大切です。
しかし、エアコンを適切に使用していても、窓から外の熱が入り続ける住宅では、室温が下がりにくく、冷房の負担も大きくなります。
そこで検討したいのが、現在の窓の内側にもう一つ窓を取り付ける「内窓リフォーム」です。
結論|高齢者の夏の安全を考えるなら、エアコンと窓の両方を見直すことが重要です
結論からお伝えすると、高齢者の夏の室内熱中症対策では、エアコンを適切に使用することに加え、外の熱が入りやすい窓を見直すことが重要です。
高齢者は、若い人と比べて暑さや水分不足を感じにくくなり、身体の体温調節機能も低下する傾向があります。
厚生労働省によると、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者であり、室内や夜間でも熱中症は多く発生しています。
そのため、
「本人が暑いと言っていないから大丈夫」
「室内にいるから安全」
「夜になったから熱中症の心配はない」 とは限りません。
特に注意したいのが、築年数の経過した住宅に多い、アルミサッシと一枚ガラスの窓です。
窓は住宅の中でも熱の出入りが大きい場所です。
夏は日差しや外気の熱が窓から室内へ伝わり、冬は暖房で暖めた熱が窓から逃げていきます。
内窓リフォームでは、今ある窓の内側に樹脂製などの新しい窓を設置します。
既存窓と内窓の間に空気層ができることで、外から伝わる熱を抑え、冷房した室内の空気を逃がしにくくします。
つまり、内窓はエアコンの代わりになる設備ではありません。
エアコンを我慢せず適切に使用しながら、その冷房効果を保ちやすくするための断熱リフォームです。
北九州市で高齢の親御様が暮らす住宅に、次のような状況がある場合は、一度窓の状態を確認してみてください。
・冷房をつけていても部屋がなかなか涼しくならない
・西日が入るリビングや寝室が夕方まで暑い
・夜になっても窓や壁の周辺から熱を感じる
・電気代を気にしてエアコンを控えている
・古い一枚ガラスの窓を使用している
・窓際にベッドや椅子を置いている
・道路の騒音で夜中に目を覚ますことがある
・一人暮らしで室温管理を本人に任せている
内窓を設置するだけですべての熱中症を防げるわけではありません。
それでも、窓から入る熱を抑え、エアコンが効きやすい室内環境をつくることは、高齢者の安全な暮らしを支える対策の一つになります。
高齢者の夏に注意したい「三つの見えにくい危険」
高齢者の夏の健康を守るためには、目に見える体調不良だけでなく、その前段階にある住環境の問題にも注意しなければなりません。
危険1|暑さを感じにくく、室温上昇に気づかない
高齢者は、暑さに対する感覚や喉の渇きを感じる機能が低下する傾向があります。
若い人が「この部屋は暑い」と感じる環境でも、ご本人は、
「まだエアコンをつけなくて大丈夫」
「窓を開けておけば十分」
「昔はエアコンを使わなかった」 と判断してしまうことがあります。
しかし、室内にいても熱中症は起こります。
北九州市も、室内であっても扇風機やエアコンを使って温度を調整し、喉が渇く前に水分を補給するよう案内しています。
特に、窓から強い日差しが入る部屋では、室温だけでなく窓や床、家具の表面温度も上がります。
エアコンで空気を冷やしていても、熱くなった窓の近くでは暑さを感じることがあります。
親御様の様子を確認するときは、電話で「エアコンをつけているか」と聞くだけでなく、温湿度計を設置し、実際の室温を数字で確認できるようにすることも大切です。
危険2|電気代を気にして冷房を我慢する
年金生活の方や、節約を大切にしてきた高齢者の中には、電気代を気にしてエアコンの使用を控える方がいらっしゃいます。
「昼間は扇風機だけにしている」
「設定温度を高くしている」
「夜中はエアコンを切って寝ている」
というケースもあります。
しかし、断熱性能の低い住宅では、エアコンを止めると外からの熱によって室温が再び上がりやすくなります。
特に、日中に屋根や外壁、窓が受けた熱が室内へ伝わるため、夜になっても寝室が涼しくならないことがあります。
窓の断熱性能を高めれば、外から入る熱を抑え、エアコンで冷やした空気を保ちやすくなります。
電気代が必ず何%下がるとは断定できませんが、エアコンの負担を減らしやすい室内環境をつくることは、冷房を我慢しなくてもよい住まいづくりにつながります。
危険3|夜間の暑さによって睡眠が妨げられる
夏の暑さは、日中だけの問題ではありません。
寝室に西日が入る住宅や、窓の断熱性能が低い住宅では、夜になっても窓や壁の周辺に熱が残り、部屋が冷えにくいことがあります。
寝苦しい状態が続けば、夜中に何度も目が覚めたり、朝になっても疲れが残ったりします。
高齢者にとって、睡眠不足や食欲低下、脱水などが重なることは、体調を崩すきっかけになりかねません。
寝室に内窓を設置すると、外から伝わる熱を抑えるだけでなく、道路を走る車や近隣の話し声などを軽減できる場合があります。
断熱と防音の両面から、休息しやすい室内環境を目指せることが内窓リフォームの特徴です。
内窓リフォームが夏の高齢者住宅に役立つ三つの理由
1.窓から伝わる日射熱と外気の熱を抑える
日差しの強い窓には、遮熱タイプのLow-E複層ガラスを使用した内窓が候補になります。
Low-E複層ガラスには特殊な金属膜が施されており、一般的なガラスと比べて日射熱の侵入を抑えやすくなっています。
特に、西向きや東向きの窓は、夏の低い角度の日差しが入りやすいため、遮熱性能を重視したガラスが適している場合があります。
ただし、すべての窓に同じ遮熱ガラスを選べばよいとは限りません。
南向きの窓では、庇やベランダによって夏の日差しが遮られ、冬の日射だけを取り込める場合もあります。
北向きの窓では、夏の遮熱より冬の寒さや結露対策を優先した方がよいこともあります。
内窓リフォームでは、窓の大きさだけでなく、方角、日差し、部屋の使い方を確認してガラスを選ぶことが重要です。
2.樹脂製の内窓で熱の伝わりを抑える
古い住宅で多く使われているアルミサッシは、耐久性に優れる一方、熱を伝えやすい素材です。
夏には外側の熱が室内へ伝わりやすく、冬には室内の熱が外へ逃げやすくなります。
内窓には、熱を伝えにくい樹脂製の枠が多く使われます。
既存のアルミ窓の内側に樹脂製の内窓を設置することで、窓全体の断熱性能を高め、窓際の暑さや寒さをやわらげます。
また、内窓は既存窓のすき間から入る外気を抑える効果も期待できます。
築年数の経過した住宅で、 「窓を閉めていても外の熱気を感じる」 「サッシの近くにいると暑い」 という場合は、ガラスだけでなく、窓枠やすき間から熱が伝わっている可能性があります。
3.二重窓によって外部の騒音を軽減する
高齢者の健康を考えるとき、静かに休める環境も重要です。
幹線道路沿いや交通量の多い地域では、夜間でも車やトラックの走行音が聞こえることがあります。
内窓を設置すると、既存窓と内窓の間に空気層ができ、窓が二重になります。
さらに、気密性の高い内窓によって、既存窓のすき間から入る音を軽減しやすくなります。
ただし、内窓を設置すれば音が完全に聞こえなくなるわけではありません。
音は換気口、壁、天井、玄関ドアなどからも入ります。
また、トラックなどの低い音、人の話し声、犬の鳴き声など、音の種類によって適したガラス構成が異なります。
防音を重視する場合は、「どの音が、どの時間帯に気になるのか」を事前に確認することが大切です。
【具体例】離れて暮らす親御様の住宅を内窓リフォームする場合
ここでは、北九州市にある築30年の戸建住宅を想定して、内窓リフォームの考え方をご紹介します。
リフォーム前のお悩み
・70代のお母様が一人暮らし
・築30年以上の戸建住宅
・窓はアルミサッシと一枚ガラス
・リビングに西向きの大きな窓がある
・2階の寝室が夜になっても暑い
・本人が電気代を気にしてエアコンを控える
・近くの道路を走る車の音が寝室まで聞こえる
離れて暮らすご家族は、日中に仕事をしているため、頻繁に室温や体調を確認できません。
このような場合、まず優先したいのは、お母様が長時間過ごすリビングと、夜間に使用する寝室です。
リビングの提案例
西向きの大きな掃き出し窓には、遮熱タイプのLow-E複層ガラスを使用した内窓を設置します。
西日が室内へ入るのを抑え、エアコンで冷やした空気を保ちやすくします。
窓の外側にシェードやすだれを設置できる場合は、外側で日射を遮る対策と内窓を組み合わせると、より効果的です。
ただし、台風時の安全性や住宅の外観、取付条件も確認する必要があります。
寝室の提案例
寝室には、断熱性能だけでなく防音性も考慮した内窓を設置します。
ベッドが窓際にある場合は、窓から伝わる熱の影響を受けやすいため、内窓の設置に加えて、ベッドの位置を少し離すことも検討します。
室温と湿度を確認できる温湿度計を置き、就寝中も適切に冷房を使用できる環境を整えます。
リフォーム後に期待できる変化
・西日の熱が室内へ伝わりにくくなる
・エアコンで冷やした空気を保ちやすくなる
・冷房を止めた後の室温上昇を抑えやすくなる
・窓際で感じる暑さがやわらぐ
・寝室へ入る車の音を軽減しやすくなる
・冬の窓際の寒さや結露対策にもつながる
これは工事内容を考えるための一例であり、効果を保証するものではありません。
住宅の断熱性能、窓の大きさ、方角、エアコンの能力、生活習慣などによって体感は変わります。
そのため、現地調査では窓だけを見るのではなく、お客様がどの部屋で、どの時間帯に、どのような不快感を感じているかを確認します。
離れて暮らすご家族が一緒に行いたい暑さ対策
内窓リフォームだけに頼らず、日常の熱中症対策も同時に行うことが重要です。
温湿度計を見やすい場所に置く 高齢者は体感だけで暑さを判断しないよう、リビングや寝室に温湿度計を設置しましょう。
電話をするときも、 「暑くない?」 ではなく、 「温度計は何度になっている?」 と具体的に確認すると、実際の状況を把握しやすくなります。
エアコンの試運転と清掃を行う
本格的に暑くなる前に、エアコンが正常に動くか確認します。
フィルターが汚れていると、冷房効率が低下することがあります。
北九州市も、暑くなる前のエアコンの点検や試運転、フィルターの手入れを呼びかけています。
喉が渇く前に水分を取る 高齢者は喉の渇きを感じにくいことがあります。
食事のときだけでなく、起床時、入浴前後、就寝前など、時間を決めて水分を取る方法もあります。
持病や服薬の関係で水分や塩分の制限がある場合は、医師の指示に従ってください。
家族から定期的に声をかける
環境省は、危険な暑さのときには、高齢者など熱中症になりやすい人が、屋内で適切にエアコンを使用し、涼しい環境で過ごせているか、身近な人が確認するよう呼びかけています。
電話や見守りサービス、スマート温湿度計などを活用し、本人だけに室温管理を任せない仕組みをつくることも大切です。
2026年は内窓リフォームに補助金を利用できる可能性があります
2026年は、一定の断熱性能を満たす内窓設置や窓交換などを対象とする、国の「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。
住宅の補助上限は1戸当たり100万円です。 補助対象となる主な工事には、次のものがあります。
・内窓の設置
・既存内窓の交換
・ガラス交換
・外窓交換
・一定条件を満たすドア交換
補助金の額は、建物の種類、窓の大きさ、製品の性能区分などによって決まります。
また、1申請当たりの合計補助額が5万円以上であることが条件です。
また、先進的窓リノベ2026事業は、お客様がご自身で直接申請する制度ではありません。
登録された窓リノベ事業者が、工事完了後に申請や還元手続きを行います。
お客様には、本人確認書類などの必要書類をご用意いただき、事業者の申請に協力していただきます。
予算がなくなれば受付終了
補助制度には予算上限があり、申請額が予算の100%に達すると受付が終了します。
2026年7月15日午前0時時点では、公式サイトに掲載された予算に対する補助金申請額の割合は11%でした。
ただし、申請状況は毎日更新されるため、記事をご覧になる時点では変わっている可能性があります。
「すぐに契約しなければ間に合わない」と焦る必要はありませんが、親御様の住宅で利用を検討する場合は、まず対象製品、窓の寸法、補助額を早めに確認しておくことをおすすめします。
内窓を複数設置した場合の補助額例
例えば、戸建住宅でP(SS)グレードの内窓を、次の6ヶ所に設置するケースを考えます。
リビングの大きな掃き出し窓 大サイズ・2ヶ所 89,000円×2ヶ所=178,000円
寝室の窓 中サイズ・2ヶ所 58,000円×2ヶ所=116,000円
その他の居室の窓 中サイズ・2ヶ所 58,000円×2ヶ所=116,000円
補助額合計は、410,000円となります。
仮に通常のお見積価格が920,000円の場合は、次のような試算です。
通常見積価格:920,000円 国の補助金:410,000円 補助金相当額を差し引いた負担額:510,000円
これは、2026年の補助額区分を使用した一例です。
実際の補助金額は、窓の実寸、製品の性能、建物の種類、対象製品としての登録状況によって異なります。
また、工事代金から補助額がその場で自動的に差し引かれるとは限らず、還元時期や方法は契約内容によって異なります。
正式なお見積りでは、通常価格、補助予定額、補助金を反映した実質負担額を分けてご案内します。
高齢の親御様の住宅こそ、複数の窓を比較したい理由
内窓は1ヶ所からでも設置できます。
寝室の窓だけ、リビングの大きな窓だけというご相談でも問題ありません。
一方、高齢の親御様が暮らす住宅では、生活動線に沿って複数の窓を確認することも大切です。
例えば、
・日中の多くを過ごすリビング
・夜間に長時間過ごす寝室
・冬に冷え込む脱衣所
・食事を取るダイニング
・一人で過ごす時間が長い和室 などです。
リビングだけを断熱しても、寝室が暑いままでは、夜間の安全性や睡眠環境は改善しません。
反対に、家中すべての窓を一度に工事する必要があるとは限りません。
親御様の生活時間が長い部屋や、特に日差しが強い窓から優先順位をつける方法もあります。
また、複数の窓をまとめて施工すると、配送運搬費や発注採寸費などの割合を分散でき、1窓当たりの負担を抑えやすくなる場合があります。
次の三つの案を比較すると、無理のない計画を立てやすくなります。
・最も暑い窓だけ施工する案
・リビングまたは寝室を部屋単位で施工する案
・補助金の条件を考慮して複数の窓を施工する案
マドナビ工房では、施工箇所を増やすことを前提にせず、それぞれの費用と補助額を比較してご案内しています。
ご実家の窓についてLINEで確認できます
離れて暮らしていると、親御様の住宅にどのような窓が付いているか分からないこともあります。
その場合は、ご実家を訪問した際に、次の写真を撮影しておくと相談がスムーズです。
・窓全体が分かる正面からの写真
・窓枠と窓台が分かる写真
・カーテンレールや手すりを含む周辺の写真
・窓の幅と高さが分かるメジャーを当てた写真
・外からの日差しが入る方向が分かる写真