断熱リフォーム マド断熱

インプラスとウチリモはどっち?違いを7項目で徹底比較

inner window

公開日:2025年12月10日
最終更新日:2026年7月25日
※本記事は2025年12月に公開し、プラマードUの販売終了とウチリモへの移行に合わせて、2026年7月に内容を全面更新しました。

内窓を検討するとき、LIXILの「インプラス」とYKK APの「ウチリモ」のどちらを選べばよいか、迷う方は少なくありません。


「新しいウチリモのほうが高性能なのか」

「インプラスのほうが安いのか」

「断熱や防音の効果に違いはあるのか」


このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。



結論からお伝えすると、インプラスとウチリモのどちらか一方が、すべての住宅で優れているわけではありません。

窓枠の奥行が十分にあり、窓の種類やデザインを幅広く選びたい場合はインプラスが候補になります。


一方、窓枠が浅く、ふかし枠による出っ張りや追加費用を抑えたい場合はウチリモが有力です。

ただし、暑さ・寒さ・結露・騒音の改善度は、メーカー名だけでは決まりません。

ガラスの種類、窓の方角、既存窓との間隔、建付け、施工精度なども大きく影響します。


この記事では、LIXILとYKK APの両方を取り扱う内窓専門店の立場から、インプラスとウチリモの違いを7項目で比較します。


▷弊社が補助金をフル活用した施工事例はこちら

▷国が推し進める先進的窓リノベ2026の詳細はこちら

▷北九州市の断熱窓リフォームと補助金に詳しい専門店はこちら


結論|インプラスとウチリモはどちらを選ぶべき?


インプラスが向いている人

インプラスは、次のような方に向いています。


・窓枠の奥行が十分にある

・浴室や和室なども含めて内窓を設置したい

・木目調やデザイン性を重視したい

・インプラス for Renovationを選びたい

・ホコリの付きにくさや掃除のしやすさも重視したい



窓枠の奥行が十分に確保できる住宅では、ウチリモの薄見込みだけを理由に製品を決める必要はありません。

窓の種類、色、開閉のしやすさ、見積総額を含めて比較しましょう。


ウチリモが向いている人

ウチリモは、次のような方に向いています。


・窓枠の奥行が70mm未満

・ふかし枠をできるだけ使用したくない

・内窓の室内側への出っ張りを抑えたい

・カーテンやブラインドとの干渉を減らしたい

・ブラックやグレイジュなどの色を選びたい



ウチリモは、条件を満たせば最小47mmの取付面から設置できる点が大きな特徴です。

ただし、47mmあれば必ず設置できるという意味ではありません。

既存サッシの形状や部品、窓枠の段差などを確認する必要があります。

\ 窓リフォームの補助額がすぐわかる! /

📱 1分間補助額シミュレーションへ

メーカーより先に確認したいこと


最初から「LIXILかYKK APか」を決めるのではなく、次の順番で考えると失敗しにくくなります。


・何を改善したいのか

・どの窓に設置するのか

・窓枠の奥行は足りているか

・どのガラスが合うのか

・ふかし枠や補強は必要か

・使いやすさや見た目に問題はないか

・補助金を含めた自己負担はいくらか


メーカー選びは、その後です。


インプラスとウチリモの比較早見表

※表は横にスクロールできます

比較項目 インプラス ウチリモ 選び方のポイント
メーカー LIXIL YKK AP どちらも国内大手メーカー
引違い窓の取付面 原則70mm以上 条件を満たせば最小47mm 浅い窓枠ではウチリモが有力
フレーム 樹脂製 樹脂製 どちらも熱を伝えにくい
色・デザイン 6色。for Renovationも選択可能 7色。グレイジュやブラックも選択可能 床・建具・カーテンとの相性で選ぶ
特徴 ダストバリア、豊富な窓種とデザイン 薄見込み、ストッパー付き安全引手 見た目と使い方で比較する
断熱・結露対策 ガラスと施工条件で変わる ガラスと施工条件で変わる メーカーよりガラス選びが重要
防音 ガラス・空気層・気密性で変わる ガラス・空気層・気密性で変わる 気になる音の種類まで確認する
価格 窓・ガラス・工事条件による 窓・ガラス・工事条件による ふかし枠などを含む総額で比べる
2026年補助金 対象型番・仕様なら利用可能 対象型番・仕様なら利用可能 見積書で性能区分を確認する
違い1|取付けに必要な窓枠の奥行


インプラスは原則70mm以上が目安 インプラスの引違い窓を取り付ける場合、取付面には原則として70mm以上の有効寸法が必要です。

奥行が足りない場合は、窓枠を室内側へ延長する「ふかし枠」を使用することがあります。


ウチリモは最小47mmから検討できる

ウチリモの大きな特徴は、薄い窓枠にも納めやすいことです。

引違い窓では枠見込みを薄くし、枠を一部持ち出して設置することで、条件を満たせば最小47mmの取付面から検討できます。

これまでふかし枠が必要だった窓でも、ウチリモなら使用せずに設置できる場合があります。



ふかし枠の有無が費用と見た目を左右する

ふかし枠を使用すると、次のような違いが生じます。


・追加部材や補強費がかかる

・内窓が室内側へ出っ張る

・カーテンやブラインドと干渉する

・カーテンレールの移設が必要になる

・窓まわりに圧迫感が出ることがある


ただし、窓枠の奥行が十分にある住宅では、ふかし枠の差だけでメーカーを決める必要はありません。


違い2|色・デザイン・窓の種類


インプラスはデザインと窓種の選択肢が豊富

インプラスは、木目調や白系などの6色を展開しています。

さらに、室内のデザイン性を高めたい方向けに「インプラス for Renovation」も用意されています。

浴室、和室、FIX窓、開き窓などを含め、住宅全体で仕様をそろえたい場合にも検討しやすい商品です。



ウチリモは現代的な色とすっきりした納まりが特徴

ウチリモは7色を展開しており、木目調のほか、カームブラックやグレイジュなども選べます。

薄見込みによって室内側への出幅を抑えやすいため、窓まわりをすっきり見せたい方にも向いています。


色は床・建具・カーテンに合わせる カタログや画面上の色と、実際の室内で見える色は異なることがあります。

内窓の色を決めるときは、次の部分との相性を確認しましょう。


・床

・室内ドア

・既存の窓枠

・カーテン

・家具


長期間使用する設備だからこそ、色見本を実際の窓まわりで確認することが大切です。


違い3|断熱性能と結露対策 同等のガラスなら大きな性能差は出にくい


インプラスとウチリモは、どちらも樹脂製フレームを採用しています。

さらに、既存窓と内窓の間にできる空気層によって、外の暑さや寒さを室内へ伝わりにくくします。

同等の性能区分・同等のガラスを選んだ場合、メーカー名だけで体感できるほどの大きな差が出るとは限りません。


断熱効果はガラス選びで変わる

内窓で選べるガラスには、主に次の種類があります。


・単板ガラス

・一般複層ガラス

・Low-E複層ガラス

・安全合わせガラス

・真空ガラス



など 冬の寒さや結露をしっかり改善したい場合は、価格だけで単板ガラスを選ばず、Low-E複層ガラスを基本に検討するのがおすすめです。


内窓を付けても結露がゼロになるとは限らない

内窓によってガラスの室内側表面温度が下がりにくくなれば、結露の軽減が期待できます。

ただし、結露は次の条件にも影響されます。


・室内の湿度

・換気状況

・既存窓の状態

・外壁や床の断熱性

・室内干しや加湿器の使用


「結露しないメーカー」を探すのではなく、結露の原因まで確認することが大切です。


\ 窓リフォームの補助額がすぐわかる! /

📱 1分間補助額シミュレーションへ



違い4|夏の暑さとLow-Eガラス


西日が強い窓にはLow-E遮熱タイプ

東・西向きの窓や、夏の日差しが強く入る窓では、Low-E遮熱タイプが候補になります。

特に西向きの大きな窓では、午後から夕方にかけて日射熱が室内へ入り、エアコンをつけても暑く感じることがあります。



南向きは冬の日差しも考える

南向きの窓は、夏の暑さだけでなく、冬の日射を取り込むメリットもあります。

冬の日差しを室内へ取り込みたい場合は、Low-E断熱タイプが適していることがあります。

家じゅうの窓を同じガラスにするのではなく、窓の方角や部屋の使い方に合わせて選び分けましょう。


強い日射には外側の対策も組み合わせる

内窓は断熱性を高める工事ですが、強い日射を最も効率よく抑えるには、窓の外側で日差しを遮る方法も有効です。

西日が強い窓では、外付けシェードやすだれなどを組み合わせることで、より高い効果を期待できます。



▷Low-Eガラスの詳しい選び方はこちら 


違い5|防音効果と使いやすさ


防音はメーカー名だけで判断できない

幹線道路、鉄道、学校、近隣の生活音などが気になる場合も、インプラスとウチリモのどちらが必ず静かになるとは言えません。

防音効果は次の条件によって変わります。


・ガラスの厚さや構成

・既存窓と内窓の間隔

・既存窓のすき間

・内窓の気密性

・換気口や壁から入る音


施工時の調整精度 音の種類によってガラスを選ぶ 低い走行音、人の声、高いブレーキ音など、騒音の種類によって適したガラス構成は異なります。

防音を最優先する場合は、単板、複層、合わせガラスなどを、気になる音の種類に合わせて比較する必要があります。


毎日使う窓は開閉のしやすさも確認する

内窓を設置すると、窓を開ける操作が2回になります。

頻繁に出入りする掃き出し窓では、断熱・防音性能だけでなく、引手の位置や開閉のしやすさも確認しましょう。


違い6|価格と工事総額 製品価格だけでは比較できない


インプラスとウチリモの価格は、窓の幅・高さ、ガラス、色、窓種、施工条件などで変わります。

そのため、カタログ価格だけを見て「どちらが安い」と判断することはできません。


ふかし枠を省けると総額が下がることがある

窓枠が浅い現場では、ウチリモでふかし枠を省けることにより、追加部材や補強施工費を抑えられる場合があります。

一方、窓枠の奥行が十分にある場合は、販売店の仕入条件や施工費によって、インプラスのほうが安くなることもあります。



見積りは同じ条件で比較する

見積りを比較するときは、次の内容をそろえましょう。


・製品名と型番

・窓のサイズ

・ガラスの種類

・Low-Eの遮熱タイプ・断熱タイプ

・ガス入りの有無

・ふかし枠や補強の有無

・カーテンレール移設の有無

・配送運搬費

・採寸費と施工費


 最終的には、補助金を差し引いた自己負担額で判断することが大切です。


違い7|2026年の内窓補助金


どちらも対象製品なら補助金を利用できる 2026年の「先進的窓リノベ2026事業」では、一定の性能を満たす内窓が補助対象です。

インプラスとウチリモのどちらも、登録された製品型番とガラスの組み合わせであれば利用できます。


製品名だけでは補助額は決まらない

「インプラスだから補助対象」「ウチリモだから補助対象」 という決まりではありません。

実際に採用する型番、ガラス、窓の大きさ、性能区分によって補助額が決まります。


2026年の内窓補助額

※スマートフォンでは表を左右にスワイプできます

性能区分 特大
P(SS)グレード 140,000円 89,000円 58,000円 36,000円
Sグレード 76,000円 52,000円 34,000円 22,000円

重要なのは、 「インプラスだから補助対象」 「ウチリモだから補助対象」 という判断ではありません。


実際に採用する製品型番とガラスの組み合わせが、必要な性能を満たしているかどうかで決まります。

契約前に、窓ごとの製品型番、サイズ区分、性能区分、補助額を見積書で確認しましょう。



▷北九州市で内窓補助金を使う際の詳しい条件はこちら 


\ 窓リフォームの補助額がすぐわかる! /

📱 1分間補助額シミュレーションへ


インプラスとウチリモ選びでよくある5つの失敗


1.製品名だけで決めてしまう

同じ製品でも、選ぶガラスや施工条件によって効果は変わります。

先に「寒さ」「暑さ」「結露」「防音」など、改善したい悩みを整理しましょう。


2.窓枠の奥行を確認せず価格だけで比較する

ふかし枠や補強が追加されると、費用だけでなく、内窓の出幅やカーテンの位置も変わります。

見積り前の現地確認が大切です。


3.家じゅう同じガラスにする

東西面、南面、北面では、日射の入り方が異なります。

夏の西日を防ぎたい窓と、冬の日差しを取り込みたい窓では、適したLow-Eガラスが異なる場合があります。



4.1枚の窓だけで部屋全体が改善すると考える

同じ部屋に未改修の窓が残っていると、熱や音はその窓からも出入りします。

1ヶ所だけの施工でも問題ありませんが、部屋全体の効果を重視する場合は、同じ部屋にある窓をまとめて検討すると判断しやすくなります。


5.結露ゼロ・騒音ゼロを期待する

内窓は結露や騒音の軽減に役立ちますが、必ずゼロにできる設備ではありません。

室内湿度、換気口、壁、床、建物全体の断熱性なども影響します。


よくある質問


Q1.インプラスとウチリモは、どちらの断熱性能が高いですか?

同等の性能区分・ガラス仕様であれば、どちらも高い断熱効果を期待できます。

商品名だけではなく、製品ごとの性能、ガラス、窓の大きさ、既存窓との組み合わせを確認する必要があります。


Q2.ウチリモのほうが安いですか?

一概には言えません。 ただし、窓枠が浅い現場で、ウチリモならふかし枠を省ける場合は、追加部材や施工費を抑えられる可能性があります。


Q3.部屋ごとにインプラスとウチリモを使い分けてもよいですか?

問題ありません。

リビングは色、寝室は防音、浴室は専用仕様、窓枠が浅い場所は薄見込みというように、窓ごとに製品を使い分けることもできます。


Q4.マンションにも内窓を付けられますか?

設置できるケースは多くあります。

ただし、マンションによっては管理規約の確認や管理組合への事前申請が必要です。

工事を契約する前に確認しましょう。



Q5.小さな窓1ヶ所だけでも工事できますか?

工事自体は可能です。 ただし、補助金は1回の申請で合計5万円以上という条件があるため、小さな窓1ヶ所では最低申請額に届かない場合があります。

1ヶ所だけのご相談でも問題ありません。 無理に窓数を増やす必要はありませんが、同じ部屋の窓をまとめた場合の効果と費用も比較すると、より判断しやすくなります。


\ 窓リフォームの補助額がすぐわかる! /

📱 1分間補助額シミュレーションへ


まとめ|インプラスとウチリモは窓枠・ガラス・暮らし方で選ぶ


インプラスとウチリモは、どちらも断熱、結露軽減、防音に役立つ樹脂製内窓です。

窓枠の奥行が十分にあり、窓の種類やデザインの選択肢を重視するなら、インプラスが候補になります。

窓枠が浅く、ふかし枠による出っ張りや追加費用を抑えたいなら、ウチリモが有力です。


ただし、北九州で本当に重視すべきなのは製品名だけではありません。

夏の西日、冬の冷え、結露、道路騒音など、改善したい悩みに合ったガラスを選び、窓枠やカーテンまで含めて正しく設置することが大切です。


マドナビ工房では、LIXILとYKK APの両方を取り扱っています。

どちらか一方の商品を前提にせず、窓ごとの条件やご希望、ご予算に合った方法をご提案します。



ご相談の際は、次の3点が分かる写真をお送りください。


・窓全体

・窓枠の奥行

・カーテンレール周辺



補助金の対象可否や、おおよその費用も含めてご案内いたします。


「うちの窓も効果があるかも?」 と思ったら 補助金も含めてご相談ください。

「やってよかった」と心から思える窓断熱リフォームを 実現することが、 私たちマドナビ工房の役目だと考えています。


▷弊社が補助金をフル活用した施工事例はこちら

▷国が推し進める先進的窓リノベ2026の詳細はこちら

▷北九州市の断熱窓リフォームと補助金に詳しい専門店に相談したい方はこちら


✅ まずはLINEでお気軽にご相談ください



「 うちの窓はいくら補助が出る?」

「とりあえず写真だけで見積りしてほしい」

「他社で施工は厳しいと言われたけどリフォームできる?」

そんな疑問はLINEから写真や動画を送るだけで、専門スタッフが無料でアドバイスいたします 。


北九州で窓リフォームをお考えの方へ
まずはお気軽にご相談ください

📱 LINEで無料相談する ✉️ 無料見積を依頼する


マドナビ工房は、北九州市を中心に中間市・直方市・苅田町・行橋市・下関市など幅広いエリアに対応。

未来の省エネ住宅を一緒に実現しましょう。

この記事と関連するブログページも見る

もっと知りたい方はこちらのページもオススメです!

他のブログページも見る

最新情報をチェックしましょう!